RPAソフトはどれがいい?RPAの導入に最適なソフトを徹底比較!

RPAソフトは、種類が多く迷いがちに

政府が推進する「働き方改革」の成果を高めるなら、事務作業の自動化と効率アップが期待できる「RPA」の導入が効果的ですが、「RPAのソフトは種類が多く、どのソフトを導入すれば良いのか分かりにくい」と悩んでいませんか。

そこで、今回はおすすめのRPAを紹介します。それぞれのRPAの機能を比較しながら、自社に最適なRPAを導入して、社内の業務効率を高めていきましょう。

BizRobo

BizRoboは、開発・運用したロボットの数が1万を超え、国内400社に導入された実績を有しており、RPAの実績とノウハウは国内でトップクラスとされています。

BizRoboを提供するRPAテクノロジーズは、企業がRPAを導入する際に、どのようなRPAツールが最適か、という点に的を絞って提案するので、各企業の事情に応じたRPAの導入が可能となります。

さらに、RPAテクノロジーズは、幅広い業界や業種、企業と提携しているため、各業種に特化したノウハウの提供が可能です。

Blue Prism

Blue Prismの特徴は、全社統括型のRPAであり、大企業の全社内にRPAを導入する場合に適しています。

Blue Prismは、各部署に分散しているロボットを一元的に管理するため、事務作業の自動化に大きく貢献します。また、無許可的に導入されたロボットなど、RPAの運用に支障をきたす「野良ロボ」の増加も防ぎます。

そのほか、Blue Prismの特徴としては、汎用性に優れており、各種アプリケーションに連携できること、高度なセキュリティ機能を有していることです。そのため、セキュリティが求められる金融機関においても、安心して利用することができます。

WinActor

純国産RPAの「WinActor」は、NTTグループが開発したRPAです。純国産のRPAであることから完全な日本語対応ができます。

他のRPAが全社的なRPAであるのに対し、WinActorはPC1台にインストールするだけで利用できること、また、価格の面で見ても、他のRPAより抑えられているため、RPAの導入ハードルは低くなっています。

WinActorは、デスクトップ型RPAとしての側面が強いですが、WinActorの管理統制ロボ「WinDirector」を利用すれば、サーバー型RPAとして、中央からロボットを制御することが可能となります。

UiPath

UiPathは、アメリカ・ニューヨークに本部を置くUiPath社が提供しているRPAです。

UiPathは、基本的な事務作業を自動化する「Studio」、人間が作業している間にロボットが自動的に事務作業を行う仕組みの「Robot」、RPAの完全自動化を実現する「Orchestrator」の各製品が取りそろえられており、UiPathを利用することで、RPAの小規模な導入から大規模な導入まで幅広く対応します。

UiPathの開発ツールは操作が容易であること、また、拡張性にも優れているので、あらゆる場面でRPAを活用することができます。

RPAの価格と導入ハードルについて

それぞれのRPAは、具体的な価格については問い合わせとなるケースが多いものの、比較的小規模なRPAツールを導入する場合は、年間の利用料は100万円前後からとなります。

大規模なRPAツールを導入する場合は、年間で数百万円の費用がかかると見込まれます。導入ハードルは、価格が低いツールほど下がり、価格が高くなるほどハードルが高くなる傾向にあります。

なお、実際の導入におけるハードルについてですが、導入が困難とされる大規模なRPAであっても、RPAを提供する企業が、RPAを導入する企業にとって最適なサービスと導入方法について提案するため、大規模なRPAであっても円滑な導入が可能となります。

自社の事務的な業務を円滑化し、作業の効率化を図るためにも、RPAを提供する企業と提携して、自社内の働き方改革を推進していきましょう。

(画像は写真ACより)