費用対効果が十分に期待!RPAを導入してコスト削減を

RPA導入の費用対効果を、数字で確認したい

RPAを導入することによって、事務作業が自動化されるため、業務の効率化が見込めますが、その一方で、RPAの導入によりどの程度人件費が削減されるのか、という点が数字で明確に示されていないと、RPAの導入に踏み切れないと考えている方もいることでしょう。

そこで、RPAの導入でどの程度コストが削減されるのか、という点についてさまざまなデータを示し、RPAの費用対効果について説明していきます。

97%の企業が、5割以上の作業を削減

アジアを基点とするグローバルコンサルティング会社の「アビームコンサルティング」は、2017年に「RPAに関する説明会」を実施しましたが、それによると、97%の企業が作業の5割以上を削減したとのことです。

参考:マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20170724-rpa_abeam/

RPAを導入すると、一般的にはマンパワーの25~50%が削減されると言われていますが、このことは、アビームコンサルティングの発表内容とほぼ合致していることが分かります。

RPAに任せる業務の中には、作業そのものは数分程度で終わるものもありますが、繰り返し同じ作業を行わなければならないこともあり、結果的に作業の処理において人件費がかさみがちとなります。

また、人間が同じ作業を継続して行っていると、ミスが発生することもあり、修正の手間を考えるとより人件費がかかってしまうこともあります。

その点、RPAは、膨大な量の単純作業をミスなく処理することが可能なので、RPAに作業を任せることで、質の高い作業が低コストで実現します。

RPA導入で、どれくらいの人件費が削減できる?

それでは、RPAを導入することで、どの程度の人件費削減が見込めるのでしょうか。

大手ビールメーカーのサッポロビールがRPAを導入したところ、労働時間の削減効果は年間約5700時間で、金額に換算すると約1100万円に達したとのことです。

参考:東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/177416?page=2

RPAの導入コストは、サービス内容によって異なり、数十万円程度で導入できるものもあれば、1000万円を超えるものもあります。ただし、一般的な企業に導入するRPAであれば、数百万円程度で導入することが可能となっています。

仮に、サッポロビールが導入したRPAのコストが500万円であるとするなら、年間の人件費削減額は約1100万円であるため、約半年でRPAの導入コストの元を取る計算となります。

RPAの導入コストが割高に感じたとしても、人件費を大幅に削減することができるなら、RPAの導入は費用対効果が高いと言えるのではないでしょうか。

RPAの管理費は、派遣社員の月給の3分の1程度が目安

クラウド時代のビジネスメディア、「ボクシルマガジン」によると、RPAの管理費のコストは、派遣社員の月給の3分の1程度であると言われています。
ボクシルマガジン
https://boxil.jp/mag/a2805/

この場合の管理費とは、RPAの導入費用と運用保守費用を合算したものとします。

なお、一般的にRPAの運用保守費用は、グローバルリーダーシップ研究所によると、初期費用の10~20%とされています。

ある企業において、RPAの導入にかかった費用が500万円で、運用保守費用が導入費用の20%であるならば、運用保守費用は100万円となり、管理費は600万円となります。

また、その企業では派遣社員が8人勤務しており、月給が20万であるとします。8人分の月給は160万円となり、年間ベースでみると1920万円となります。

この場合、RPAの管理費は600万円となりますが、派遣社員8人分に支払う1年分の給料は1920万円であることから、年間ベースでみた場合、RPAの管理費は派遣社員に支払う給料の3分の1程度であることが分かります。

しかも、RPAはミスのない作業が可能であること、その上、24時間連続して作業を行うことができるため、複数の派遣社員が行う作業を一手に引き受けて処理することが可能となります。

このことから、RPAの導入は、比較的少ない投資で大きな成果が期待できると言えるでしょう。

RPAの導入効果を数字で確認することができれば、RPAを導入すべきかどうかを明確に判断できます。業務効率を高めるためにも、RPAの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

(画像は写真ACより)