英語版では理解できない!日本語に対応しているRPAソフトまとめ

日本語版なら、RPAの導入がスムーズに

事務的な業務を効率化するための手法として「RPA」が注目を集めています。RPAの導入は、企業における人手不足の対策となるほか、政府が推進している「働き方改革」の切り札としても期待が高まっています。

しかしながら、RPAのソフトの中には、英語のみの対応で、日本語対応でないものがあるため、言語の壁でRPAが導入できないケースもみられます。

そのような悩みを解決するため、日本語に対応しているRPAソフトについてまとめました。RPAソフトを導入して、業務の効率化を図りましょう。

WinActor

WinActorは、日本の通信大手であるNTTグループが開発し、提供しているRPAです。

RPAソフトの多くは海外の企業が開発しており、一部企業が日本でサービス展開をしている状況ですが、WinActorを開発したのは日本企業であることから、「純国産のRPA」として知られています。

WinActorのサービスは、PC1台からRPA対応できるほか、サーバーのRPA化も可能であり、小規模なRPA化から大規模なRPA化まで幅広く対応しています。

なお、WinActorのサービスで、サーバーのRPA化を実施する場合には、同社の製品である「WinDirector」を利用します。これにより、複数のロボットを管理することが可能となります。

WinActorの技術サポートは、NTTデータや全国のパートナー企業が担当するため、アフターサービスも安心です。

BizRobo!

BizRobo!は、RPAテクノロジーズ株式会社が提供しているRPAソフトで、日本語に対応しています。

BizRobo!は1万ロボットを開発・運用した実績を有しており、国内400社以上の企業で導入されています。

BizRobo!が多くの企業において導入されている理由は、BizRobo!を導入する際に、企業の現状を事前に把握し、全社的な取り組みまで見据えた上で、適切なRPAツールを提案するためです。

さらに、RPAテクノロジーズは、幅広い業界とパートナー提携しているので、各業種に適したRPAツールを導入できる点も強みと言えます。

これにより、BizRobo!を導入した企業では、事務業務に関するさまざまな作業が効率化され、ホワイトカラーを定型的な業務から解放しています。

UiPath

UiPathは、アメリカ・ニューヨークに本社を置くUiPath社が開発したRPAソフトですが、UiPath社は日本でも事業を展開しており、日本語に対応しています。

UiPath社の製品の特徴は、RPA化の内容に応じてさまざまな製品がそろっている点です。

一例としては、少量かつ多様な種類の業務を自動化する「Studio」、人間主導による自動化と、ロボット主導による自動化が、作業内容によって自動的に選択される「Robot」、RPAによる完全な自動化が実現する「Orchestrator」があります。

UiPathは、日本で400社、世界で1500社の実績を有していること、そして、UiPath社が提供する各製品は日本語マニュアルが用意されているので、安心して利用できます。

Blue Prism

RPAソフトのBlue Prismを提供するBlue Prism社は、イギリスに本社を置く企業で、アメリカやオーストラリア、香港のほか、日本にもオフィスを構えています。

Blue Prismのホームページには、RPAを考案したのはBlue Prismであると記載されています。

参考:Blue Prism 会社概要
https://www.blueprism.com/japan/about-us

つまり、Blue Prismは、RPAという単語とその概念を構築したことから、RPAの元祖とも言える企業として位置づけられます。

同社が提供しているRPAソフトは、「Blue Prism v6」ですが、同製品は、画像に表示される内容が分かりやすく操作性に富んでいること、また、RPAが深く洞察することから、的確な判断の下で作業が進行していきます。

また、同製品は複数の言語に対応していることが特徴で、日本語にも対応しています。

企業においてRPAの導入が進むにつれて、英語のみの対応となっていたRPAソフトが日本語でも対応されるようになっています。これからの時代は、業務の効率化が求められる時代ですが、自社に適したRPAソフトを導入して、業務の改善を推進していきましょう。

(画像は写真ACより)