RPAの導入を成功させるなら、長期的な視点を重視!

 

長期的な視点は、短期的な視点以上に重要

ホワイトカラー業務にRPAを導入することによって、さまざまなメリットを受けられますが、RPAの導入においては、短期的なメリットにのみ目を向けるのではなく、長期的な視点を持ちたいところです。

それでは、なぜRPAは長期的な視点で導入すべきなのでしょうか。その理由についてみていくことにしましょう。

RPAの導入により、長期的には労働力不足が解消

RPAを導入した場合、短期的にみるとコスト、特に人件費を削減することができます。企業の存在意義は利益を高めることであるため、RPAを導入してコストを削減することは、企業の利益向上につなげられます。

しかしながら、RPAを導入した場合、長期的にみると労働力不足の解消につなげやすくなるのです。なぜ、RPAを導入すると労働力不足が解消するのでしょうか。

その理由は、RPAが24時間365日、休むことなく働き続けることが可能であるためです。人間の労働時間は一般的には1日8時間であり、残業を含めたとしても1日10時間を超える程度にとどまります。

しかし、RPAは24時間の連続稼働が可能であるため、単純に計算するなら、8時間労働の社員の3倍働けることになります。

そのうえ、RPAはミスなく作業を進められる点もメリットです。

人間が作業を進める場合、作業を行った後にミスがないかどうかを確認する作業が発生しますが、RPAは確認する作業が不要である上に、ミスなく作業を進められることから、RPAの作業効率は人間による作業効率を大きく上回ることになります。

つまり、RPAを導入することによって、複数名で行っていた作業をRPAがすべてカバーするため、長期的にみた場合、労働力不足につなげることができるのです。

RPAの導入で「働き方改革」実現へ

また、RPAの導入は、労働力不足の解消につなげられるのはもちろんのこと、さらに視野を広げてとらえれば、労働状況が改善する効果も期待できます。

つまり、RPAの導入によって、政府が推奨している「働き方改革」を実現しやすくなるのです。

RPAを導入すれば、RPAが効率的に作業を進めるために、労働力不足の企業においては労働力不足が改善しやすくなります。

他方、労働力不足と言うほどの状況ではない企業の中には、人件費削減を目的にギリギリの人員で業務を行っている企業もあり、社員が疲弊している事例も見受けられるのです。

仮に、労働力不足が顕著ではない企業においてRPAを導入したならば、社員の負担をRPAが担うようになるため、社員の負担軽減が期待されます。毎日のように残業が続いていた状況であったとしても、定時退社が見込めるようになることでしょう。

より付加価値の高い業務に専念することが可能に

そのほか、RPAの導入が長期的にメリットとなる理由としては、専門業務に専念しやすくなることがあげられます。

企業としては、既存の事業を継続していくことも重要ですが、より売り上げを高めていくためには、時代の波に乗り、付加価値の高い新規事業の立ち上げを検討しなければならない場面もあります。

しかしながら、労働力不足の状況で新規事業を立ち上げることは、企業にとって大きな負担となってしまいます。

そこでRPAを導入し、事務的な作業をRPAに振ることができれば、企業としては新規事業により多くの人員を配置できるため、結果として付加価値の高い業務に専念することが可能となるのです。

RPAを導入することによって、短期的な視点でメリットが得られるのはもちろんのこと、長期的な視点でみても十分なメリットが得られることを理解できたのではないでしょうか。

企業内の限られた人員を効率的に活用するためにも、RPAの導入を検討してみましょう。

(画像はPixabayより)